ブラック保育園なんてあまり聞かない言葉ではありますが、ブラック企業の保育園バージョンと思ってもらえると分かりやすいと思います。
そしてブラック保育園は実在します!!
ほんとに辛いですよ。(私は年度末で更新せずすぐ辞めました)
どれくらい酷いかというと・・・
鬱になって辞める人が出るくらいです。
私のように知らずにそんな園に就職してしまわないように、見分け方やチェックするポイントを紹介します。
ブラック保育園の特徴
- サービス残業・持ち帰りの仕事が多い
- 給料が少ない
- 職場の人間関係が劣悪
- 教材費や消耗品が自腹
- 有給が消化できない
- 常に人手不足
1,4,5は実際に就職して見ないと見抜くのは難しいと思います・・・。
中でも一番精神的にやられるのが人間関係です。
ごく普通に他の先生の悪口をいったり、あからさまに嫌な態度をとったりということが日常的でした。
私はパートだったの極力関わらないようにしていましたが、女の職場って怖いな・・・と本気で思いました。(私も女ですけどね)
私の体験では時給制のパートなのにサービス残業があるのがひどかったですね。
「明日の準備があるのでタイムカードを押してから集まってください」なんてことが普通にあるんです。
タイムカードの意味とは???
タイムカードがあるからといって油断はできないのです!!
ブラック園を避けるためにチェックしておくこと、やってみること
求人の時点でチェックするところ
- ハローワーク等で常に求人が出ていないか
時期に関係なく常に求人が出ていたり、毎年求人を見かけるような園は要注意です。
- 職員の入れ替わりが激しくないか
SNSの保護者の口コミで意外と情報が出ていたりします。
- 見学させてもらえるかどうか
見学NGのところは要注意です、見られてはいけない何かがあるのでしょうか?
- SNSでの評判
保護者の口コミを見てみるといいですよ。
- 遅くまで残っている先生がいないか
遅出の先生以外にもたくさん先生が残っていたり、遅くまでのこっていないかをちぇっくしておきたいですね。
- 早出の先生は何時ごろから園にいるのか
園児受け入れの時間よりどれくらい早く来ているのか?
この時間もサービス残業だったりします、実際に子供が来る時間からしか時給が発生しないという恐怖。
見学する時にチェックすること
- 園内の清潔感、特に教材庫や掃除道具いれなど
整理整頓、掃除はきちんとされているか?
教材庫や掃除道具入れなど普段は目に付かないところが散らかりすぎている場合は要注意です。
- 先生や子供の雰囲気、先生同士の様子
短時間の見学では見抜くことは難しいところですが、疲れきっていないか?笑顔はあるか?くらいは見れると思います。
職員室の雰囲気
殺伐とした雰囲気、職員室に先生たちが寄り付かないような職員室は怖いですね。
- 園のHPやSNSと差はないか
HPやSNSではすごく良さそうに書いてあるけど、実際に見たときのギャップが大きい場合は要注意です。
保育士専門の転職支援サービスを利用してみる
保育士専門の求人サイトにはキャリアアドバイザーといって就職を希望する人に対して、さまざまな相談支援を行う専門の職業の方がいるんです。
就職したい人の適性、能力、経験、希望条件などに応じて園を紹介してくれたり、アドバイスしてもらえるわけです。
登録も相談にのってもらうのも無料なのでとても助かりますよ。
ハローワークや求人誌には出ていないような非公開の求人も多くあるので、自力で探しながら併用してみるのもおすすめです。
まとめ
見分け方やチェックするポイントは分かっていても、実際に完全に見抜くことはかなり困難だと思います。
そんな時は1人だけで悩んだり頑張ったりせずに専門の方に頼ってみてくださいね。
保育士という仕事は大変なこともあるけれどとてもやりがいがあって、笑顔の溢れる仕事です。
決して鬱になって辞めてしまうような仕事じゃないと思うんですよ。
みなさんがホワイトな保育園に就職でき、ブラックな園なんてなくなりますように!!心から願ってます。